こんばんは、郁です。
お茶を入れるのが上手いと言われて少し考えることがありまして・・・
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ほめられも受け取れない
以前、父と旅行した時に、言われたひとこと、
「お前お茶いれるのうまいな!!」と、
その一言に傷つく心理・・・、
私の中では、さんざん、田舎の家にいるあいだ、
ヘタなりに夕飯、朝ご飯、作ったのですが・・・、
美味しいとの言葉がなく・・・
旅が終わりに近づいた頃、ご飯を片づけた後に注いだお茶に、素直にうまいと言われて傷つく、
そんなやりとりで思ったことです。
心の模様
けっこう、ご飯の支度をした、
まあ、私のなかでも、お世辞にも上手くできたとは思えてない。
むしろ、食べていただきありがとうと、
少し申し訳ない・・・。
かつ父の心理としても、
嘘はつけないし、しかし、
一応片づけもしているし、
何か言わないといけないかなと、
ということで、
苦し紛れに、「お前、お茶入れるのうまいな!!」(強調)と
受け取る側の心理、
料理できない事実を遠回しに言われた・・・ショック、
私の思考癖にはだいぶ問題があるのかもしれません。
しかし、何か言わなければいけない言葉、ほめる言葉を探した時に、
素直な言葉が「お茶うまいな!!」
「・・・、・・・、ぁ、そう、ありがとう・・・、」
私、お湯を沸かす、急須に入れる、注ぐ、
出来上がるまでにしたことはたったそれだけ。
いちばん、手間をかけないものが良いだなんて・・・
いやー、父も父もで快心のひと言を見つけたつもりだったのでしょうが・・・
言われた瞬間に、
けっこう手間をかけた料理はスルーで・・・
それがなんだか妙に悲しく感じ・・・
そして勝手に落ち込むめんどうくさい自分にも辟易したのです。
飾った手間はダメなのかもしれない
私は常々、料理は下手なので、ほんとうに自分で作れたら良いのにな、
生きていけるのになと、
まあ、それはコンプレックスでもあるわけですね。
そこはスルーされて、
たいして私のなかではどうでも良い、お茶汲みはほめられて・・・。
ですが、今考えれば、それで良かったのかもしれない。
つまり、気を使われて、美味しいなと言われても、
例えば、それでじゃあ嬉しかったのかと、
ブログ書きもそうなのかなと、
中には一生懸命頑張って、それこそ1万文字くらい書いても、書いた本人もしっくりこない、
なんだかモヤっとした出来上がりの記事に良かったと言われたところで、
やっぱり出てくる感情は、個人的にはいまいちで、と、結局うれしくないだろうと思うのです。
今回のケース、もう簡単にシンプルに注いだ、お茶の方が良かった。
記事書きもそうなのかもしれないと・・・、
人によって感じる、受け取るものごとというのは違うものであって、
父の視点からみたら、1万記事のなんだかモヤっとしたブログ記事よりも、1000文字以内のいつでも日常の気持ちを飾らずに綴った、
お茶で一服するような記事の方がさっぱり、シンプルで、読みやすかった。
美味しかった・・・
素直な気持ちなんだと、
食事、ずいぶん時間かけて作ってたけど、なんだがカオスだよな、
よくわからないなぁ、
それに比べるとお茶はシンプルだよな、うん「うまいな!!」(強調)
きっと、「うまい」の基準が料理と比べて相対的に評価すれば、うまいだったのかもしれません。
いや、きっとそうなのだと、
瞬時にそれに気づいた私は、その言葉に傷ついたのですが、
おしつけの、というか、個人的満足での私のおしつけ料理よりも、
できる範囲で与えることができたもの、
それがいちばんわかりやすく届くのではないかと、
もっと言いますと、
お茶を注いだ時に、ありがとうと言われるのを期待してなかった。
料理というか、食事に関しては、若干、手間もかけたので言葉を期待した。
ブログ記事もそうなんじゃないかと少し思ったのです。
書いた本人の中では、
こう、届けたい、わかってもらいたいという気持ちは強く、エネルギーを込めたつもりでも、結果はじめから1万文字の記事でエネルギーを伝える経験も少なくボンヤリした出来で、
ですが、スラっと、あっさりと書いた記事の方が、シンプルに届く、
飾らずに、いつもの日記のように書いた文章の方が、単純に「うまい」のかなと、
そう感じたのです。
ですので、今回の記事は短く、スラッとまとめたつもりでしたが、こってりしていたでしょうか・・・、
いつかは、手間をかける料理もほめられるのを期待せずとも作れるようになりたいですが、
それは、失敗しながら学び、
お茶を注ぐくらいの気持ちでブログの記事も積み上げていけば、もっと凄い美味しいお茶を注げるようになるかもしれませんし、
それこそ料理だって美味しいレシピを体でおぼえて、1万文字の美味しい記事を調理できるようになるかもしれません。
読んでいただきまして、ありがとうございました。
お茶くみ、見習いライター郁でした。
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