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京都旅行 一日目

京都旅一日目①

いつも旅のはじまりは、はやい。

今回も京都まで行くのに買った新幹線のチケットはこだまなので安いが時間がかかる。

京都一日目は、13時頃に四条あたりに到着していないといけないが、「こだま」で取れたチケットは6:56分東京発、京都へは10:38に到着、

各駅停車の新幹線こだまでは、3時間42分かかることになるが、それでも往復の運賃と2泊3日の宿代が入っていて2万8千円ほどでいけるので、ずいぶんと助かった。

停車駅のすくない、のぞみの指定席で13,910円、ほぼ1万4千円、往復だと2万8千なので、こだまを使った場合、時間はかかるが2泊の宿代は無料と考えてよい。(ちなみに今回使ったのはJR東海ツアーズの新幹線+ホテルプランだった。)

ということで、時間のかかる、こだまなので、東京発もいつもはやい。

東京の西から、まず東京駅へ向かうので、東京駅に朝到着していなければいけないので、家を出るのは5時くらい・・・

いつもそんなものだ・・・

朝、東京駅に着くなり、中央線は遅れており焦る・・・

なので、さらに早くでる。

が、心配は杞憂におわり、東京駅へも6時過ぎとずいぶん早く到着してしまった。

東京駅のホームをながめる、

新幹線口、

ここは色々な方面への行先がある。

例えば、北陸新幹線、長野方面、

知った場所、

ここにも行けるのか・・・

いつも、東京駅へ降り立つと考える、ここらか一本でいけるのか、

だが、今回は、京都、

私にとっては少し鬼門な土地というイメージがする。

慣れない関西、

混沌とした雰囲気、

外国人が多い、

観光客が多い、

排他的・・・

などなど、

前回、去年の冬に京都へ行った時は、ほんとうに帰ってきてから、場の雰囲気にやられてしまって、ほぼ一カ月ほど寝込んだので、

どこか緊張する。

そもそも、私は旅をする時、前日寝ることができない。

昨日もというか、今朝もそうだった。

色々な支度があるが、

頭が覚醒して寝れないのである・・・
睡眠薬を飲んでも寝れない・・・

いつも、なかばあきらめる・・・

そして、今朝も同じだった。

朝ごはんの支度をするために3時に起きて、旅行の準備をして、

そして5時には出る。

東京都心を抜けて、6時過ぎに東京駅に到着して新幹線を待つ。

電車で寝ることができれば良いがそれもできない。

眠ってないので、集中力もないので本も読めない。

なので、ただただ、車窓をながめることしかできない・・・

行きの新幹線にのる。

天気予報では、これから向かう京都はちょうど到着する頃に向こうは雨の予報だった。

東京は快晴ではないが晴れている。

3月も半ば、お彼岸の頃なので、朝でも明るい。

去年の冬に京都へ行った時はまだ暗かった車窓も、今回はもう陽がのぼっていた。

小田原、熱海あたりを抜けて、静岡へくると富士山が見える。

見えるが頭に雲がかかり、

前回の冬行った時はみごとな快晴ではっきり見えた富士山は、山裾しかみえなかった。

ずっと、のんびりと景色をながめる。
ただ、私ははっきり言って、暇人なので、

時間にずいぶんせっかちでなくなってしまった。

寝られないなら、外を見ていれば良い

そして、日曜の午前、京都方面の新幹線の車内はずいぶんと人が少なかった。

途中、小田原あたりで、女性が乗って、左となりに座り、静岡あたりで降りていった。

静岡から別の人がくる、

男性だが、座る席がズレてますがと言われる・・・

ああ、チケットを良くみると、私はD席の通路側、私はずっと窓側だと思い込んでおり、

おそらく小田原あたりで乗車した女性が座るはずの窓側の席に座っていたのであろう・・・

だが、女性はなにも言わずに、いや気づいてなかったのだろうか・・・

だが、その女性は特に窓側にこだわる必要もなかったのかも知れない。

隣に短い区間だが座っていて、何の感情もその若い女性から伝わってこなかった。

だが、悠々と窓側の席で外を眺めていた私を認識し、とても恥ずかしい気持ちになる。

静岡で乗ってきた男性と席を入れ替わる。

景色も富士山を過ぎればあまり面白くないので、通路側でも問題ない。

そして名古屋を過ぎて男性が降りていった。

名古屋はこの前、伊勢にきた時に降りたところ、

そして名古屋も信州の方へは1本で行ける。

スマートフォンで鉄道地図を眺めながら、もし、ここで降りて、信州の方へ向かったどうなるだろうか、と、

ふと考える。

名古屋の上の方へ岐阜の山々、

ちょうど、先秋に訪れた、上高地や飛騨の方面の山々が広がっている。

ずっと向こうにある、アルプスあたりの雪をかぶった山並みを眺めると、やはり、また、あの山深い場所へ戻りたいと正直に思った・・・

また、訪れる京都は、やはり少し怖い・・・

また、行ったら、まいってしまうのではないだろうか・・・

名古屋を過ぎて、そして、だんだんと京都へ近づき、そこからはあっけなく着いた。

京都駅を10時38分に降り立つ。

13時までまだ時間はある。

どこか行こうか、

東寺が駅から近いことを行きの電車の中で調べた。

京都の天気は確かに曇っており、

降り立つと雨がパラパラと降っているが、空は明るい、

雰囲気では、たいした雨ではない気がした。

京都へたどり着く、ひとつ前の駅から眺めた空はだいぶ雨が強かったが、

京都へ着いてからは、もう雨が降り終わりに近づいている感じだった。

東寺へ行こうか、

そう、京都へ来る前に、図書館へ寄った時、
東寺の仏像展が上野でやっているパンフレットが目に入っていたので、どこかで行ってみようと思っていただけだった。

一度、東寺方面の電車ホームまで行くが、やはりやめる。

13時にいかねばならない前にわざわざ行く必要もないし、

ちょっとゆっくりと、お昼ごはんを食べて、むかった方が良いと判断した。

あたらめて降り立った京都の街は、雨も上がりそうな雰囲気で、陽射しも見え始めていた。

傘もいらない。

そして、去年の冬に来た時と違い、だいぶ暖かい、

なので伝わってくる感覚も前回よりもやわらかい、

景色を覚えているからだろうか、

街の場所もだいたい把握しているからだろうか、

少し怖かった気持ちがやわらぐ・・・

お昼を食べねば・・・

地下街を歩くがどれもピンとこない。

日曜のお昼前なので、有名と思わるところはどこも行列が多い、

並ぶのも面倒だし、

用事がある四条の方面まで行けば、何かあるだろう、と、

そして、結局、京都駅から四条まで歩く、

なんか、この京都の地図は縦横と道がまっすぐというイメージがあるのか、なぜだか、距離が近いと錯覚してしまう。

東京であったら駅二駅ほど、歩くのはだいぶ面倒くさいのだが、なぜか歩ける。

いや、歩くとその街並みがわかるので歩きたいのだ。

ぶらぶらと四条方面に喫茶店かご飯を食べることができそうなところを探しながら歩きはじめる。

近江牛、肉、ああ、そっか、京都は近江の方かと、言われてみればそうなのだが、文字でみて改めて確認する。

別に入ろうとしていた訳ではないのだが、

どんなメニューと値段なのだろうかと、店外の看板を眺めていると、

一人旅であろう西洋人が話しかけてきた。

その男性は若く、スラッとしていてスキンヘッドが似合う白人だった。

小さなリュックひとつで、チノパンとスニーカー、

どこかに荷物を預けて身軽な旅をしているのだろうか、

あるいはミニマリストな荷物ひとつの放浪者なのであろうか?

「Can you speak English?」と教科書のテンプレどうりの英語で話しかけてくる。

京都に降り立ってはじめて会話したのが、知らない外国人であることに動揺がはしった。

たぶん、この一人旅の西洋人は、道か何かに迷っていたような気がする。

話したかったのだが、

緊張した、

というか、「英語が話せるか?」ということであれば、「話せない」

意味は理解できるが、伝えることができない、

一瞬のうちで色々なことが頭をめぐる。

話したいけど、話すことはできないだろう、

だが、この外国人が何を知りたがっているのすごく興味がある。

どうしよう、

だが、

伝えることができないと申し訳ない、

というか、

13時には用事がある。

なんだかんだで、京都駅の地下をうろうろ先ほどまでしていたので、予定の時間まで1時間くらいしかない。

ほんの数秒のうちに色々なことを考えた。

で、結局、私の出した答えはこうだった。

「NO sorry・・・」

私は近江牛の看板があるところの目の前の信号が青になるのを待って、その場を去ろうとするが、

外国人はまだ近くにいる。

後ろ髪をひかれる、

横断歩道を渡って、また、もう一度その先で赤信号を待つのだが、

振り返ると、西洋の男性は、なぜかスキンヘッドの頭を抱えていた・・・

もしかしたら、彼はそうとう勇気を振り絞って、何か人にたずねたかったのかもしれない、

何を知りたかっただろうか、

なぜ、頭を抱えているのだろうか、

英語で質問をして、

「英語がわかるかと聞いた人間に」英語で話しかけ、

英語で「話せない」と答えられた、この、少しカオスな訳のわからないやり取りに、

頭を抱えることになってしまったのだろうか、と申し訳なくなる。

ミニマリストかもしれない、外国人はスマートフォンも持たずに一人旅をしていたのかも知れないと考えると申し訳なくなる。

正確に言うと、英語は話せないが、筆談などであれば、もしくは答えることができたかもしれない、

もしくはスマホがあるので、翻訳機能でも使えば彼の役に立つことができたかもしれない、

横断歩道の向こうに、頭を抱えた外国の男性の苦悩の表情が私には心苦しく思った。

それでも、行かねばならないところがある。

そして何よりもお腹を満たして四条の方へ向かわねばならない・・・

結局、そんなことを考えながら、京都駅からみて上の方へとことこ歩いていったのだが、お腹を満たす場所を探していたら、

その外国の男性のことも忘れてしまっていた・・・

雨がまた途中でパラパラと降る・・・

折笠を広げ、意外に食べるところがないと焦る・・・

結局、四条に着くまでに入れそうな場所を見つけられず、当日用事がある場所近く、商店街と言えばよいのだろうか、

日曜の人でごった替えした、場所で食べるところを探す、
ここにも近江牛・・・

今度は外国人は寄ってこない・・・

が、牛でなく、普通のご飯が食べたい・・・

ということで迷いに迷い、焼き鳥屋らしきところの安めのランチの店にやっとたどり着く、

そこでご飯を待つのだが、

意外に調理の時間がかかっていそうな感じだった。

カウンター席だったので、キッチンの様子がよくわかる。

なんだが店主さんはてんてこ舞いの感じだった。

そんなにお店はにぎわってなさそうなのだが、

ランチと一緒だと安くなるコーヒーも食後に頼んだが、時間がどんどん過ぎるのでカウンター越しにコーヒーはすみません予定があるのでキャンセルでというと、

店主さんが「すみませんね、一から焼いているもので」と言う。

ご飯を手短に済ませて、13時の会場まで向かう、

かなり迷ったがほぼ予定どおりに到着した。

いわゆる、京都の今回きた予定といのは、ブログを作っている人との勉強会のようなもので、そして、ブログの先生でもある人がいる、

なので、京都へ来た。

到着した場所は、昔の学習塾を思わせる場所だった。

縦長のスペースとキツめの空間、

こじんまりとした雰囲気の場所へ訪れると、知っている人の顔を遠い京都の地で見ることができた。

そのあと、皆で、四条近くの喫茶店に入り、ブログのことなどを話し、ご飯を食べ、

なんだかんだで、もう夜、21時も過ぎていただろうか、

食べるところを探していた夕方の時間もだいぶ明るく、もう春が近いことを知る。

そしてひんやりと寒いが、春の寒さだった。

この前きた時の冬の寒さではない、

いや、気温というか空気と夕闇の明るさの感覚が違うので季節が変わったと知る。

ご飯を食べ終わって、喫茶店から出た21時過ぎの夜の街並みはなんだが、奇妙な涼しさだった。

人と集中して話すことに疲れたので、どこか解放された涼しさと言えば良いだろうか、

日曜の人が込み合うピークも過ぎた、京都の商店街はどこか、のんびりだった、週末が終わる寂しさが漂っているように感じた。

竹川さんと、千聖さんと商店街を歩く、

もうだいぶ遅い時間に商店街を歩くのはうるさく話す若者ばかりで、少し怖い、

だが、風が気持ち良い、

ひんやりしていて、ほっとする。

春のはじめの夜は、どこか、暗いのだが、明るい、

もう、お彼岸が近いので、陽の長さが残っている感覚と例えれば良いだろうか、

なので、どこかほっとする。
一人になって向かう宿、

五条まで歩いて帰る。

歩くのは楽だ・・・

電車じゃなくて、マイペースに目的地へたどり着く。

そして一人の幸せをかみしめることができる。

やはり、どこか知っている人でも緊張してしまうのだ。

だから、一人で歩くとこころが整う。

四条から五条の歩く距離は、ちょうど整えるのに最適な距離だった。

冬に目にした京都タワーのあやしい明かりが目に入る。

しかし、今回は、なぜだか、その光も可愛いものだと感じる。

とりあえず一日目、ブログ仲間と集まるという目的を達成することができた。

ゆっくりお風呂に入って体を温めて寝たかった。

そう、いつも旅の前の日は寝れない、

だから、昨日から寝てない、

宿近くのコンビニでその日はめずらしくビールを買った。

少し酔いたかった。

水を買って、ああ、朝、ごはん食べるところもここがあると確認し宿に入る。

綺麗なホテルだった。

外国人か若い人しかいない・・・

だが、冬にきた時は、宿はその日、アパートの一室のようなバックパッカーが止まるような安宿だったので、それと比べるとだいぶ落ち着く、

新幹線の時間がかかっても、宿代がほぼタダでこんなちゃんとしたところに泊まれるなら、まったくもって問題なかった。

室内にバスルームもあったが、浴場があったので広いところで体をあたためて、そして、

入浴中にコインランドリーで洗った洗濯物を干し、速攻で寝られる状態にし、体を開放する。

一日が終わりほっとする。

ビール一缶飲んでも、寝れない・・・

睡眠薬を飲んでやっと無理やり寝た・・・

が、途中で起きる。

時計を見るとまだ、午前3時、

ブログの先生の先生である、竹川さんからメールで習慣音声が届いていた。

音声を聞きながら、またいつの間にか眠っていた。

こもり歌であろうか・・・

一日目は、それで終わった・・・

つづく

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