2019 年末に虹をみた話

気づけばもう年末、

昨日の26日は、もし晴れていれば陽が沈みながらの部分日食を観測できた日でした。

残念ながら晴れておらず、日食は観れませんでしたが、

次の日、年末の27日、

ほんとうに久しぶりに虹を見ました・・・！

ほんとうに一瞬、魔法のように消えた虹

外出をした際に、とめていた車に乗り込むと空はけっこう真っ青に晴れていたのに、フロントガラスに少しだけ雨の水滴が落ちておりました。

天気雨ーー

それでふと左側の方の視界に綺麗にかかる虹。

はじめは狭い視界だったので一部しかみえなかったのですが、

車の外に出て、広いところまでいくとかなり多きな虹がアーチをかけておりました。

晴れていたのですが強風、

車のドアを開けっぱなしにすると、一瞬の強い風でドアがバタンとしまりそうで少し危ないくらい強い風が吹いておりました。

それで、虹のかかっている北側へ進んでいくと、視界も開け、かなり大きな虹が･･･
（クリックしますと拡大します。※パソコン）

何枚か写真を撮ります。

虹ってこんなにちゃんと見えるんだなーって関心しながら、

すごい虹の色がくっきりと大きく見える瞬間がありました。

これは写真におさめなければ･･･と、

それで強風の中、スマートフォンを構えているうちに虹の濃い部分はあっというまに薄くなっていった感じです。

ですので、掲載した写真よりも実際に見えていたのは、もっとくっきりとした虹でした。

虹がでていたのが北側、そして反対側にはちょうどお昼ごろ南中の太陽、

虹が架かっていた付近には晴れの中に少し雲があります。

おそらく、その雲が雨雲で、

きっと強風がパラパラした水滴の雨を北側の空にさっと散らしたので、反対の南からの陽の光で綺麗な虹がかかったのだと思います。

それにしても、

虹ってあっという間になくなるんだなって、

時間としてほんの数分、

日常の中には、けっこう虹がかかっていることはあるのに、

その瞬間に出会わないだけで意外とあるできごとなのかなぁとも思いました。

ですがほんとうにあっという間した。

風が強かったので、その分、このめずらしい現象もスーッと流れるように魔法のように消えていったのでした･･･

虹をみたのは以来か･･･

それで、こんな綺麗で大きな虹を見たのはいつ以来かなと、運転しながら考えたのですが、

思い出しても出てこない。

いやあるといえばあるのですが、こんなにはっきりとした虹は記憶にない。

ぼんやりと虹の輪郭、一欠けらを発見することはあったと思いますが、

アーチを描いた虹なんて、こんな形は生まれてはじめてかもしれないという出来事でした。

年末になり、

今年最後の方に、ちょっと縁起がよさそうな出来事･･･

ずっと架かっていた虹ではなく、

魔法のように消えていった虹に、なにか特別な想いをいだいたのでした。

つよい風と共に雲と一緒にあっという間に消えていった虹でした。

終わりよければすべてよし。

そんな年末の出来事でした。

読んでいただきまして、ありがとうございました。