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仕事で心がぽっきりと折れてしまった時の話 「もう本当に無理だ・・・」

心が折れる時って、正確にいうと踏ん張った

前々から体調も悪く、かなりなんとかしながらやってきた仕事。

体調が悪いからなのか、周りとの関係が悪いからなのか、どちらが原因かはわからないが完全に負のスパイラルに陥っていた。

以前から強気で態度の悪いお局、その上司、

お互いにダメだなと思った、やりとりは「ある時」だった。

本社からのメールをみる、必要な書類が向こうで足りてなく余っているなら送付して欲しいという内容だった。

ふだんは、上司が気に入っている人たちに頼む内容であるしそんなに大したことではない。

ただ、備品管理にあたるので数を把握しているのが「お局」であっていちいち消耗するものを使用するのにも一応「お伺い」が必要だった。

しかしあいにくその日はいない。

なぜか上司が私に、その「書類の送付」をお願いしてきた。

ふだんプライド(?)の高そうな人なので直接話をしたりしない。

私だけでなく他の人も声をかけない。

なので突然声をかけられて正直びっくりした。

「どれくら送ることができそう?」

ざっと見る。

おおよその数だが、端数でも印刷納品された書類は束になっていたりする。

なので端数(その時々印刷時の予算によって異なる)+区切りの言い数(100単位)で渡せるといった。

上司が本部へメールを出す。

あの時の記憶があいまいだが、端数+何部で、ちょうど100単位だった気がする。

しかし、上司のメールの内容をよく読むと計算が間違っている。

端数+何部を足しても、送付すると言っている数にならない。

「なんだかなぁ」、端数の方の数を間違えてメールをしてしまっていた。

ただ、正直、これは私も悪いところなのだが、その時に上司に「メールの内容が・・・」と言えばよかったのかもしれないが、

やっぱり話すが嫌だった。

そもそもプライドの高そうな人なので計算がとか言ったらイヤな気持ちになるだろうなって、そこまで気を使ってしまう人だった。

正直いうと、もうそこまでダメな関係だった。

なので、端数になっている束をいったんバラす。

そして上司が本部に送ったメールと同じ数につくりなおす。

そしてメールと帳尻をあわせる。

荷物の引き取りの定期便は一日にきまった時間にくる。

できるだけ早くほしいそうで、その時間までにダンボールの荷造りができているのか、そわそわと私のまわりにくる。

もうダンボールにも詰め終っている。中身がきになるようだ。

「これもうできている?」念をおされる。

だったら自分でやれば良いのにと。

それでダンボールに詰めた書類は、無事に運送業者へ引き渡し送付は完了した、

はずだった。

次の日に言われたこと

休み明けになって、出勤してしばらくたってから、上司とお局が私のところにくる。

「メール見た?」という上司。

正直、メールの量が多すぎて全て見切れてない。

休み明けなのでメールの量がとんでもない。

重要と思われるメールからみているから全て目を通すことができてない。

上司から言われたこと、

「ダンボールに頼んでないものも入っていたと本部から言われたのだが?」

後ろにお局が隠れるように立っている。

私は何のことかさっぱりわからなかった。

「何の書類ですか?」

上司じたいが、その書類がどういう存在か、ふだん何を送りやり取りしているのかわからないので、会話にならない。

指示されたもの以外当然だがダンボールに入れないし、指示されたものが入っていたと言うがそれがなんなのかもわからないのでほんとうに戸惑った。

上司から言われる。

「入れたのも忘れたのかな?」いやみを込めた言葉に聞こえる。

「はぁ?」もう話にならないので、隠れるように立っているお局へ言う。

「なんの書類のことですか?」

お局は答えない。黙ったままだ。

ほんとうに、どうでもよくなってしまった。

もうすでにダンボールに何が入っていようが、こちとら、あなたがメール間違えた「簡単な足し算」のせいで、端数をバラし、メールどおりに組み替えて送って、

それで、別の書類入もれたとか、もう話にならなかった。

というか、他にやることもあったし、やらなくてはいけない仕事もあった。

もうこの不毛なやり取りを終わらせたかった。

というか、すぐにここから去って行ってくれと思ってしまった。

だから、あろうことか、

「もし入っていたというなら入れたのかもしれません」

いま考えるとほんとうにぞっとするような話だ。

していない犯罪を尋問の上で疲れてしまってやりましたと言う心理だろうか。

けっこうこのやり取りは、周りにも聞こえていたし、私は「何の書類ですか?」とめずらしく強めの口調でいった気がしたので他にも聞こえていたはずだった。

はじめから。

私が「かもしれません」と言ったか言わないか、その時に、隣の隣に座っていた女性が

「私が入れました」といった。

それは毎週、週一で本部へ送る帳票だった。

私が梱包した後に、集荷置き場に置いたダンボールをわざわざ開封して一緒に詰めたのか、別の小口で分けて送ったのかわからない。

もうどうでもよかった。

誤りもしないで去る上司とお局。

「本部から送り返されてくるから」と一言、言い放って去る。

書類を入れたという女性すら何も言わない。

まあいいよ、別に、もう感覚がおかしくなってしまっていたのかもしれない、みんな。

怒りの気持ちがあったが、言い返す気持ちが湧き起こらない。

「入れたのも忘れたかな?」

ひとこと「その言い方はあまりにも失礼ではないのか?」

今思えば、そう言うべきことだったのかもしれないが、あまりの状況に声も出ない。

ただ、椅子に座るだけだ。

そして、メールを開く、

「〇〇が多量に入ったいたとのことで戻ってくる。認識してあえて送付したのであれば相手片にそういう意思を伝える必要がありますし、意図しないで送ったなら(間違って入れたなら)今後そのようなことをしないと約束してください。」

「はぁ・・・」

もう、あのやり取りのあとで、先に送られていたメールを開きほんとうに辟易した。

まず、指示されたもの以外の書類を梱包して送るのであれば「当然」伝える。

何より、間違って入れるなんてことあるだろうか?

仮に人間だから間違えることはあると思う。

だけど、そんなに非常識なことする人間に映っていたのかな・・・。

どちらの言い方もすでに決めつけた言い方で、メールの文面に逃げ場がない。

この上司は私がやった以外の選択肢を考えなかったのだろうか・・・。

直接言いにくる前にもうすでにメールでこんなこと言っちゃって。

これには、心折れかかった。

ほんとうにやり場のない怒りというのを久しぶりに思い起した。

 

でも、それでも少し冷静になる。

この上司も「本部」みたいなところからのプレッシャーがあったのではないかと思う。

だから書類ひとつ送ることすら恐怖心を持ってしまって、自分がメールを返すのに梱包は人に頼んで、それでやっぱり心配になって。

いつだかこの上司も、わけわらない社員が自分に仕事を無理やり押し付けようとしてきた時があって、それは「お前の仕事だろ」って私をかばってくれたことがあった。

だから心根は優しいし、男気もある人だったんだろうと思う。

でも、なんかみんなおかしくなっちゃってんだろうなって感じた。

それは、今考えれば、私がその上司を信用してなかったからなのかもしれない。

だから、それが相手に伝わってお互いに不信になった。

でも裏ではお局が色々と操作していた気がしてならない。

あとは書類を実際に入れた人ももっと早く言ってくれれば、こんなに心に嫌な気持ちを抱かずにすんだかもしれない。

まだこらえた。

決定的に無理だと感じてしまったはなし

こんなことがありながらに、まあそれでも日々淡々とこなしていた。

ある時、隣に座っている社員の女性が声をかける。

私のPCの画面を覗いて、色々と指示をしてくる。

ほんとうに大したことでない、なんで指示してくるのか、

その女性社員が抱えている仕事について教えて欲しいことがあるからだった。

その人もまあある意味お局なんだが、あまりに仕事ができなくて、自分でも自嘲するくらい、仕事ができなくて仲間外れにされていると周りに聞こえるくらいな感じでたまに私に話かけてくる。

どうしもわからなくて、進められない仕事らしかった。

こっちも助けてあげたいのだが、今目の前でやることがある。

しかも、その人が下手にPCに画面を突っ込んでああだこうだ言うからなおさらペースが崩れておかしくなる。

なんとか早くこの案件をおわらせて、話を聞いてあげないととは思っていた。

しまいには、

「まだ終わらないの?」

この言葉でたぶん、おそらく、私の心は折れた・・・。

結局、私の為を思って色々指示してくれたと思って素直に聞いて、いつもと違うやり方で四苦八苦していたのに、

この人の都合の為かぁ・・・

そいういうつもりはなかったのかもしれない。

でも、そう感じてしまい、もう無理だった。

もう、この文章を読んでそんなことで、って言われるかもしれない。

ほんとうにでも実際に人は些細な一言であまりにもあっけなく心が崩れる。

私は、色々ともう無理だと悟ってしまった。

なんの光も見えない、唯一、勝手に自分はダメだと自嘲していた社員の人にまで口出しされて、

いや口出しされたことではなくて、もう良いように、こちらが教えるのが当たり前のようなところが、ああ、もう、ここはだめなんだろうなって、

そう思えてしまった・・・。

体調はどんどん悪くなり、心もおかしくなる寸前だった。

いやもうなっていたのだろうと今はそう思う。

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