ブログのつくり方など(無料特典)

仕事を辞めて、ブログを書き始めたら、得たことは書くこと以外だった

 

→前回までのあらすじ

もう、とうとう、体調、そして心までもが、おかしくなり、全てを投げうった、郁、

もう、無理と悟り、全てなげて、働いていた時からはじめたブログ書きの世界へ飛び込んでいったのです。

とは、いってもブログ書きをせずにいた毎日

もう、何もかも捨て去った春の日、

まるで、その日は、とてもとてもキラキラと輝いて、

ほんとうに綺麗な光でした。

もう、これからの毎日は輝き続けるのだと、

そう単純で、馬鹿な私は思ってしまったのです。

ブログの世界へ飛び込むにあたり、コンサルを受けるということ、

10年ほど払い続けていた、生命保険を解約し、今後の生活費も含めて、それを充てたのです。

しかし、ただ、ただ、何もストレスのない生活というのは、

はっきりいうと、無気力なだけで、

外的恐怖からも逃れることができて、

派遣会社の担当者へ業務の引継ぎの資料をメールで送り、
メールと郵送のみで退職手続きを済ませた後の私は、

ただ、ただ、ぼーっと日を費やすだけだったのです。

そう、ここで、すぐに苦しみが生まれた感情ですが、

まったくブログ書きが進まない・・・

あれだけ、仕事が嫌で、体調が悪くて、

それでも、会社から帰ってきて、睡眠時間を削り、休みの日も書き、

嫌な現実とは別の世界で想いを綴っていたにも関わらず・・・

感情がわかない・・・

その中には、まだ、また、時間的余裕もある、そんな考えもあったのでしょう、

4月の後半に辞めて、

5月、暑くもない、寒くない、いちばんよい季節を、ぼーっとすごし、

そんな時に、私が幼少の頃に離婚し、東京の別のところで暮らす父と会ったりしました。

会社は辞めたこと、その時は、休職していると、言っていたのですが、

案外にもあっさりと、

会社員の父が、やりたいことがあればやってみたら、などと言うので、少し拍子抜けすらして、

どんどん、心は楽になったのです。

ブログもあまり更新せずに、

千聖さんが面白いというアニメをみたりと・・・

ほぼ、千聖さんとメールのやり取りをするだけで・・・。

そんな中で、結局、ブログ以外に生まれてしまった意外が効果がありました。

ブログを書くこと以外で得てしまったもの 全てを捨てる

夏を過ぎて、

春先に、今まで、母が放置しまくり、もうジャングルのようになってしまった庭の木をすべて業者に頼んで切ってもらったのですが、

まるで土だけがむき出しになった庭は、

6月を過ぎ、7月を過ぎ、なんと、

8月に、一気に雑草だらけになったのです。

いつ生えるのか、と、夏の夜、風にざわめく雑草の音は、私にとっては恐怖でしかなく・・・

まったくブログ書きとは関係なくなってしまったのですが、

もう、草の生命力の恐ろしさとは、日に日にと言いますか、凄いはやさで庭を侵食していったのです。

ちなみに、時間的に余裕ができた私は、仕事を辞めた後に離れてくらす父と話をして、もう、この先、残りの人生、あんな中途半端に郊外の土地にいても仕方ないし、

私は父の田舎である長野へ行きたいと話もしたりしました。

家を売っても良いと、

ですが、そこは父がちょっと待てと、

とりあえず、母が生きいているうちは、家が古くても修繕して、もうどうしようもなくなってから考えようと、修理費も出すからと、

それで、近所の工務店へ見積もりをもらい、

8月に工事をお願いしていたのです。

仕事をやめてから、何もしていない私は、

勉強のはかどらない試験前の部屋を掃除しはじめるかのように、

大好きな現実逃避をしはじめ、

庭の雑草と戦いはじめたのです。

それは、8月後半に、もう抜けそうになった床、そして汚い壁を修理しにくる業者さんに、庭の雑草をみせるのも恥ずかしいのもありまして、

もう、8月になって、夢中に取りつかれるように雑草を抜き始めたのです。

朝、早く起きて、もう日がではじめる時間を体で覚え、

夏の日の出は、早いので、4:30ぐらいからスッと起き、スコップを持って、庭を掘って、根本から草を抜く・・・。

淡々と無心に・・・。

広さ50坪ほどの、原っぱを、夏の湿気のなかで、

ただただ、掘り起こしたのです。

それが、非常に癖になってしまい・・・

心が無になるのです。

汗だくになって、汚れる恐ろしさも忘れ、

ふだん使わない筋肉の悲鳴も、むしろ心地よく、

夜、ぐっすりと眠れるのです。

日の出とともに起き、夜、日が落ちたら、明日に備えて寝る。

仕事を辞めてからの、今後のこと、今かけないブログ書き、

そんな不安も忘れ・・・

ただただ、私の雑念と同じように、庭に埋め尽くす、心が形になったような、

緑の高く生い茂った雑草を抜く、空白をつくること、

ただ、快感を覚えたのです。

同時に家の工事、せまる工事、家の中に人を入れるので、

どんどん、家にあった、いらない物を捨てはじめたのです。

工事の前、こんなに処分を依頼するつもりはなかったのですが、

工事が進むさなかに、ついでに、お願いしたら、もう、工務店の方もついでだから良いですよ、と、

処分するだけで依頼したら、結構かかる費用も、作業費、数万円で引き受けてくれたのです。

もう、今までにないくらい、物を捨てまくりました。

もう誰も住んでない二階の、子供3人分の学習机からはじまり、古いタンス、

もういれていいても仕方のないカラーボックス、

家にどんどん空間が生まれます。

あげく、食器棚、壊れた乾燥機、

必要ない物は、処分をしまくりました。

庭も綺麗に、

家もすっきりと、

もう目にみえたストレスをできるだけ排除していったのです。

そうしたら、夏を過ぎ、工事が終わる頃、

あれだけ、仕事場、最後の時に悩まされていた肌のボロボロな状態が治っていったのです。

あれだけ長い間、ずっと、もう、何十年も通っていた病院、

なんの薬も必要としなくなったのです。

ほんとうにびっくりしました。

今、思うに、

私の場合、会社をやめるだけでは、ストレスが消えなかったのだと、

家も、ずっとたまった、物質としてのストレス、

それは、心そのものでした。

あれだけ悩んだことが、

心のなかで嫌だった物を捨てまくって、

私の場合、

会社、そして会社の人間関係、それだけでなく、

生活するなかでの、目にみえて不快な雑草、不要な家具、使いづらいふるくなった家、床、壁紙、

できるだけ捨てることで、

ああ、そっか、

私は、何も動ける余裕がなかったのだと、と、

ただ、ただ、仕事にがんじがらめになって、

仕事に向かい、帰って、通勤で往復する毎日、

体調と心を病み、

なお、少ない時間での、睡眠、足りない休みの中で、

またストレスだけを浴びに行く日々、

ずっと、ずっと、

もう、それだけで、生きてきたから、何も本質的な問題を解決できなかったのだ、と、

そうして、こころと向き合う、ブログ書きをだんだんと理解していったのです。

まったくつながってないようで、つながってきたこと、

ブログを書くには、雑草抜きが必要だ、(例えです)

→続く、

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