仕事が嫌なら、通勤電車とは別の方向へ
とよく言いますが、
もし、
もう、仕事が嫌でイヤで、もう息詰まってしまった・・・
という方がいましたら、一日だけでも都心に向かう通勤電車とは反対の方向へ向かってみてはいかかでしょうか。
※あくまで、この記事は個人的主観で、一応、仕事がある日は、あらかじめ断りの電話をしてから行動した方が良いと思います。
何かあった場合の責任はいたしかねます。
Contents
もう仕事いくのがいやなら、都会の喧騒を抜けてみませんか?
平日、朝の満員電車、もう職場の人間関係につかれてほとほとイヤになったら、
都心へ向かう電車とは反対方向の、おすすめのスポットがあります。
東京と行っても、23区以外は広いです。
ここが東京かと思うほど、でも、意外と近いおすすめの場所がありました。
秋川渓谷って聞いたことがありませんか、
東京なのですがかなり西、
近くで比較的有名な場所ですと東京サマーランドがあります。
心も体も疲れた時は、緑と風が気持ち良い温泉にでも、仕事をサボって行ってみたらいかかでしょうか?
東京の端の渓谷にある温泉・・・
中央線はいわずとしれた東京のど真ん中を横に突き抜けるオレンジの電車。
都心とは反対方面、
中央線を超えて、
さらに青梅線、
そして、五日市線と電車を乗り継いで、新宿からですと1時間半ぐらいで武蔵五日市駅まで行けます。
武蔵五日市は、東京ですが、もう、かなり山の中です。
さらにここからバスで20分ほど、バスの本数は少ないですが、
もうサボってしまったからにはのんびりと、緑の空気でも味わいながらゆっくりと移動してはいかがでしょうか。
秋川渓谷、キャンプ場やマス釣り場などが点在する奥多摩への山の入り口に温泉があります。
瀬音の湯(せおとのゆ)という温泉です。
東京とは思えないほどの山、
緑が奥深く、都会の喧騒とはまったくの真逆・・・
とても落ち着く空気・・・
ということで、温泉に浸かってみるのはいかかでしょうか?
東京の温泉とは思えない硫黄成分
東京にある温泉の泉質は、少し、私はいまいちだと感じます。
なにがいまいちなのか?
関東平野のひらたい場所、
ここに湧き出る成分というのは、なんとなくですが肌にピンときません。
おそらく、地中で堆積された成分が、自然な成分でも、平地から湧き出るもの。
ですが山が深く、緑に近いところは、
自然の木々や土に守られた成分がたくさんあるようになんとなく感じます。
東京の広めの温泉と呼ばれる健康ランドではなく、
ほんとうの温泉、
なにをもってほんとうの温泉というのか基準は難しいのですが、
瀬音の湯は自然のエネルギーで、心も体も癒してくれる感覚がありました。
見た目の景色にも、温泉の肌触りにも、
あきらかに、自然が濃い感じです。
ということで、駅から山の方へ向かって、
川も超えて、
近くには鍾乳洞ですとか、キャンプ場の看板やら、都会の喧騒からどんどん遠ざかって、温泉に到着します。
なんといっても温泉の泉質・・・
この瀬音の湯は、アルカリ性の硫黄泉とのことです。
たしかに、硫黄のにおいがほんのりします。
この感覚は、本場の温泉のにおいに近いです。
しかも温泉がぬるっとしています。
アルカリ性でPH10ぐらいとかなり高めです。
アルカリ泉が肌によいというのは、これは、ほんとうかどうか難しいところです。
アルカリ性と酸性、
どちらが良いのか。
・アルカリ性の温泉:pH7.5〜pH10以上
・酸性の温泉:pH2未満〜pH6未満
アルカリ性の温泉は、肌の表皮を比較的ナチュラルにやわらかくして、肌の表面をなめらかにするそうです。
ですが、pHが強すぎると肌に必要な皮脂も必要以上に落としてしまうので、肌が乾燥してしまうそうです。
逆に酸性の場合は、消毒効果が高く、もともと皮膚にある傷口などを殺菌し、患部の治りを促進する効果があるとのことです。
はやめに傷がかさぶたになったりするとのことです。
温泉で酸性泉というはあまり多くない気がします。
アルカリ性、酸性、どちらも一長一短があり、pH度が高い場合はアルカリ、pH度が低い場合は酸性なのですが、
極端に強い場合は、どちらも刺激が強いので長湯できないようです。
話がそれましたが、
いま紹介している瀬音の湯は、アルカリ泉で、pH10ぐらいとかなり強めです。
しかも、硫黄のかおりがほのかにするので、本場の温泉感が関東、しかも東京で味わえる場所でした。
いくなら平日に!
それで、行くなら、平日です。
土日はかなり混んで駐車場待ちになることもあるそうです。
せっかく静かな山まで来たのですから、
温泉も俗世間から離れて、静かに心を落ち着かせてやすませたいものですね。
平日であれば、
時間帯によるのでしょうが、午後に行った時は、湯船に数人、
外湯では、お湯につかりながら本を読んでいる方もいました。
カランも20か所ぐらいあって、たくさんあり、広々しております。
温泉の歴史
瀬音の湯は、歴史のある温泉ではなく、なんと調べると2007年にオープンでした。
どうりで建物もあたらしく中も広くて綺麗だなぁと、
ほんとに設備も綺麗な温泉施設でした。
近くには、コンドミニアムもあって一泊8000円ほどで泊まれるとのことで、
日帰りのお客さんにまじって、宿泊で浴衣のような館内着を着ている方もちらほらおりました。
湯ざわり
先ほどもお伝えしましたが、とても綺麗な温泉です。
設備もそうですし、温泉じたいも、とても綺麗に管理されているように感じました。
内湯が源泉かけ流しとのことです。
内湯からも広いガラス張りから山々が目前に広がり、外からの景色もおなじように、とうぜん綺麗です。
もう、俗世から切り離れて、
ゆっくりとお湯に浸かれば、日ごろの悩みも大したことに感じなくなるかもしれません。
施設の散策
屋外なので、季節、天候などによって居心地が変わりますが、
ここの温泉、食堂の方を通りすぎたところに、広い中庭のようなところがあります。(森のテラス)
そこに仰向けで横になれる大きなベンチが並んでおります。
行った時は、秋のはじまりでまだ気温も高めで、
10月なのに、まだ暑いせいかセミの声も残っておりました。
ところどころ、秋の虫の声もまざります。
他の人は、ビール缶を持ち込んで飲みながら、ねそべってゆっくりと眼前に広がる山の景色を眺めておりました。
気持ちよさそうです。
温泉も、けっこう鉱度が高いせいなのか、上がっても後から汗がまた出てきます。
目の前に広がる開放的な中庭の前に並んでいるベンチで、
少し目をとじると、
後頭部がなんとも言えなくじわーっとしてきて、
とじた景色から聞こえてくる自然の音、
かすかに残る蝉の声、秋の虫、風の音、
もう自然に溶け込みそうになります。
じーっという感じで吸い込まれそうになります。
無の境地・・・
体感として、秋のはじまりは、暖かくもなく寒くもなく・・・
ほんとうに自然の一部になってしまいそうでした。
そんな感じで、いったん、都会の喧騒から離れてしまえば、
もしかしたら、
何か大切なことに気づくかもしれません。
一瞬でも、今の苦しみから解き放たれ、
別の角度から物事が見えてきて・・・
ということで、
心が落ち着いたら、少し、散策もおすすめです。
歩いてほんの数分、敷地の奥の方にすすむと、
石船橋という橋があります。
ちょうど渓谷を渡る形で橋が架けられておりまして、けっこう距離が長く20・30mぐらいあったでしょうか。
体感ですが・・・。
橋を渡ると金木犀の香りがしました。
においが、秋を告げます。
渓谷の川の流れはけっこう激しく、音を聞くとやはり自然に近いので癒されるノイズでした。
なんだかんだで、陽も短くなり、山が近いので夕日がせまります。
都会の喧騒を喧騒を抜けて温泉へ まとめ
ちょっと、今の生活に行き詰ってしまって、どうしようもなくなって、
仕事に行くのも嫌になったら、
いつもとは反対の電車に乗ってみる。
そんな時におすすめなスポットをお伝えさせていただきました。
一日ぐらいは、さぼる時があっても良いかなって思います。
ですが、くれぐれも自己責任で・・・!
あくまで個人的な意見ですが、たまにはそんな時があっても、まったく問題なく、一日ぐらいなら、なんとでもなるような気がします。
それで、たまには、いつもとは違う別の角度で、
日常から逃げ出して、別の風景をみてみるのは大切なことではないか、と思うのでした。
喧騒から離れて、自然のエネルギーに触れてみるのは良いかもしれません。
東京都心でなくても、どこでも都会とは反対の方には、自然あふれる場所があると思いますので、
ふらーっとでも行ってみると、自然な発見があるかもしれません。
情報(補足)アクセスなど
瀬音の湯は、JRの武蔵五日市駅からバスになります。
駅からバスで17分ほど。
バスの乗り方は二つあります。
①駅前バスターミナル(1)番のりば『瀬音の湯経由上養沢行き』乗車(約17分)
片道330円
②檜原村方面バス乗車の方 (瀬音の湯は通過するバス)
駅前バスターミナル(1)番のりばより「払沢の滝入口・藤倉・数馬」行き、または、
「上養沢」行きに乗車し、『十里木(じゅうりぎ)』バス停下車。 [片道290円]※2019年10月1日改定料金
下車後、道路を横断し檜原村方面に進みます。秋川に掛かる『石舟橋(いしぶねばし)』を渡り、
林の中の散策路を進みます。
途中2手に分かれていますがどちらでも結構です。林を抜けると瀬音の湯に到着です。(約8分)
※瀬音の湯、ホームページより引用いたしました。
バスの本数は少ないです。
2時間に1本ぐらいですが、温泉から徒歩約8分ほどの「十里木バス停」まで行くと平日でも日中、一時間に二本ほどバスがあります。
以上、補足情報にまりました。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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