星降る吟遊詩人ライター、郁です。
いつもお越しいただきまして、ありがとうございます。
以前、仕事を辞めブログ書きをしていたら、何も感じなくなり、好きだったことすら興味がなくなった話をしました。→こちらの記事です。
その時は変化を受け入れて、変わっていくことが人間だし何も感じなくなった私自身を受け入れようと、そうしたことで楽になったと書きました。
そう言ったことは、ほんとうのことです。
ですが、そんなことを言いつつも、好きだったことを手放そうとしていたら、またその好きが復活したことがあります。
そんなお話になります。
Contents
あきらめていたアフィリエイトが売れたこと
私は、このブログ以外にも、好きなこと、趣味のようなことを別のブログで書いております。
ずっと前から好きだった歌の歌詞のこと、ライブの感想などです。
その記事には、もちろんAmazonアソシエイトのCDのリンクなども貼っていたのですが、ちっとも売れやしないのです。
ただ、私にとっては、好きなことだったので、売れる売れないは別として、淡々とひとつの曲につき、1記事のような感じで記事を書いておりました。
アクセスはありますが、商品は売れない。
私もAmazonアソシエイトの商品リンクも、もはや記事のなかで、画像を引用する感覚でしか使ってなかったのです。
それでも、書いた記事はその時点で14記事、14曲の感想、文字としては、1記事あたりの文字数が違うので正確な数字ではありませんが、1記事平均3000文字くらいで考えますと、42,000文字ほど、(おおよそです。)
全てにかかった時間はどれくらいでしょうか、書くのが遅いので、1記事半日として6時間、
合計84時間、
会社で1日8時間労働と考えますと、10日ほど働く時間、
それぐらい費やして、やっと紹介したライブのBlu-rayが1セット売れたのです・・・!
どこかで、書いた記事に意味がないのではないかとずっと思っていた
しかし、良く振り返ると、会社員として働いた場合の10日ぐらいの労働時間を費やしたということですが、
それでも紹介している商品が売れていなかった。
紹介といいますか、書いている記事についての反応がない・・・結果がないと、やはり書いてきたことは意味がなかったのか、ひとりよがりで、自己満足で、
ブログを訪問し読んでいただいた方も、検索で出てきたので、ページを訪れたけど、内容が面白くないから戻っていっていたのかもと、
ページにアクセスがあったとしても、そういった悪いことばかり考えて、やはり書いた手ごたえがありませんでした。
もちろん、面白くないとすぐにブラウザバックで離れていった方もいるでしょうし、すべての方が記事下まで読んでいただいているとはまだ思えないのですが、
それでも、記事下に貼った商品リンクが踏まれたということは、最後まで読んでいただけた、ということですよね。
そう考えると胸が熱くなりました。
考えるともう胸アツでした・・・。
どの曲について書いたページだったろうか、と、購入があった日のアクセス履歴をみると、その日のアクセスは1曲の記事だけでした。
ということは、この曲のページを読んでBlu-rayディスクを購入いただく参考になったのだろうかと、
もう、私にとっては大好きな曲で、なんどもその曲の歌詞に今まで励まされたので、
ほんとうに、良かったと、歌詞となんだか、今回のことが勝手に私の中でリンクして、もう嬉しかったと・・・、
10日働いて2万ぐらいの売上で
売上レポートを改めてながめて、購入いただいた商品は約2万ぐらいの商品でした。
ライブBlu-rayは高いのです。
私は、2日あった公演で、感想を書いた曲は1日目に歌った曲でした。
二日公演分の両日がセットになったBlu-rayディスクが2万円ほど、
ですが、1日目、2日目と、それぞれ分かれた安価なBlu-rayディスクも同時に販売されておりましたので、私は、安価な方の、1日目だけの商品リンクを貼っておきました。
両日セットの方は初回生産限定盤なので、どちらにしても売り切れていつかリンクじたいがなくなると思いましたし、私が感想を書いた曲は、1日目だったので、品切れにならなそうな1日目の限定生産ではない、通常版のリンクを置いておきました。
どちらにしても、そのリンクを踏むとAmazonのページで一番上に、両日収録の限定版も表示されますし、
そして、売り上げレポートを確認すると、購入いただいたのは2万円もする限定盤の方でした。
1枚7000円ほどの通常版を紹介したのに、高い方の購入があったこともなんだか嬉しかったのです。
もちろん、値段だけではないのですが、
私自身がコツコツ記事を積み上げて、14記事、実際にかかった期間は1年以上、売れたら嬉しいなと、私もほんとにほんとに楽しみにしていたBlu-rayですので、オススメした気持ちが伝わったと感じたこと、
もういちど、なぜ嬉しいのかを考えてみました。
会社で与えられた指示ではなく、自分の力で1年半以上前に色々と調べながら、時には千聖さんへ相談し、見よう見まねで作ってきたブログ、
それで、はじめて好きだと紹介した商品が売れたこと、(実際には他の商品(日用品)の購入が以前あったのですが、曲の感想、紹介記事のなかで売れたのはこれがはじめてでした。)
その喜びがなんだがほんとにじわじわきまして・・・。
ああ、良かったなって、
会社で作成された、ほんとうに私が欲しいとは思わない商品をいやいや売り上げのために、心を偽って、ということは、嘘を言って、人に買ってもらうこと、
会社で与えられたシステムを使ったら、会社から与えられた営業トークマニュアルを使えば、10日なんてかからずに、もっと効率よくなにか物が売れたかもしれません。
でも、自分の力で積み上げてきたもの、
それで2万円もする商品を買っていただけた、
時間だけが過ぎて、なかば売れるのはあきらめていたぐらいだったので、ほんとうに考え深いことでした。
好きでもないものを、効率化された会社のシステムで簡単に嘘のような言葉で人に売るのと、
好きだと心から思っているものを、たとえすぐに結果がでなくてもコツコツと、ときにはもうあきらめるくらいの気持ちで、それでも工夫を重ねて、積み上げて、やっとひとつ売れるのと、
どちらが良いのかと言えば、あきらかに後者でして、
成果、報酬ということを抜きにして、達成感というのは、
まったくもって違うことだと
しみじみ思いました。
それは、私だったら2万もするほどの商品は、やはり十分、悩んで買いますし、ボールペン1本が売れるのとはまったく訳が違うものだと思うのです。
予約の段階で、これから発売予定ですが、届いた方はどんな感じでライブの映像をみるのだろうと思うとワクワクしますね。
もちろん私も届くのがワクワクです。
記事作成の振り返り、少しの工夫が役にたったこと
私はできる限り文章で伝えたいと、なんかそんなこだわりがありました。
しかし、音楽のよさを文章だけというはやはり限りがあるのか、と
そうも感じはじめていました。
出来る限り、引用も控えたいと、ですので記事じたいはかなりおとなしい印象だったと思います。
できる限り文章で伝える力で届けることができれば、というこだわりもあったと思います。
映像などの引用に頼りたくない、というような感情でしょうか、
そんなこと言ったら、曲の感想だって、人様が作った歌詞やメロディーに頼って、記事をつくっていることになるのに、なんだか少し矛盾しているなとは思うのですが、
まあ、これだと、読む側もつまらないかな、と、うすうす思っていたところです。
Blu-rayディスクの発売が発表されてから、ライブ販促用の公式映像がYouTubeにあがったので、
今まで書いた記事の下に、思い切って、ライブのダイジェスト映像をのせてみました。
(※注、引用は公式映像が必須です!個人が作った映像はNGです。)
それと発売予定のBlu-rayのリンクをカエレバでのせてみました。
私が文字だけのこだわりで伝えたい、と、どこかあったのですが、いざ、読んでいただく人のことを、そしてもし私が読むことを考えると、
やはり実際の映像、ライブの雰囲気が伝われば、テンションもあがると思いました。
その作業をした日に、実際に購入があったのですね。
ですので、この経験も、自分のなかの、できるだけ文章で、というこだわりだけでなく、読む側の立場を考えるのはとても大切なことなのだと、
それは、竹川さん、千聖さんから教わる、「まごころこめたおもてなし」という部分、
なんとなくわかっていたのですが、
でも体感してみないとわからない部分でした。
いや、まだ、おもてなしの意味をしっかり理解できているとは、そんなに簡単に思えないのですが、
おもてなし、読む側の人のことを考えることも、
なかなか成果がでずに、私の場合、時間をかけたことで少しは身に染みて感じたと思いました。
あきらめたものに、再び救われた気がした
こちらの記事で、→好きなものに興味を失った話
もう、興味がなくなったと、落ち込み、それも生活や現状が変化するので仕方のないことかと、思い始めていた矢先に、
好きなことを書いていたことで、ブログの成果を体感することができました。
ですので、好きなことを書いても、あまり意味がないのではないか、と、あきらめかけていた気持ちも、
好きだった曲に、あきらめてはダメだと、教えられ、救われた気がしたのです。
無限ループをきっと抜け出せる、と、
そう感じたら、また、好きだった時の感情を思い出してきました。
あきらめそうになった気持ち、忘れようとした気持ちも、
忘れてはならない、いや、好きなものだったら、きっと救ってくれたのだ、と、
そう縁のようなものを感じ、やはり無感情にはなれないものだと、感じたできごとでした。
ちなみに、今回の購入が、もしや、竹川さんか千聖さんが、ポケットマネーで身を削って、私のやる気を維持するために、ひそかにしたことではないか、と、
そう感じてしまいました。
どこまでも自己否定的な性格だ、と・・・
ですがどうでしょうか、逆に考えると、私のモチベーションのために、そんなことまでするではないのか、と、考えてしまうような存在の二人です。
子供にサンタがいるのを必死で信じさせようとするような、
また、それにつきましては、今後、確かめてみようと思いました。
→確かめた結果については、こちらです。
・・・それでも、また気持ちが揺らいだ記事はこちら→わかったつもりでも怖い・・・
私はいつ無限ループから抜け出せるのだろう、か、
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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